秦野市 昇 チャーシューメン大盛り
これも昨年のお話になります。
人間である限り、上昇志向は常に持ち続けたい。
下を向いていれば小銭を拾う事もあるだろうが、やはり上を向きたい。
そんな訳で、秦野に出来た新しいラーメン店「昇」に行ってみた。
上昇志向を感じさせる店名だが、単純に店主の名前なら・・・それもよし!w
ところでこの場所、私が知り得る限りでは、4回目かな?店が変わったの。
山笠は移転だが、他はどうしたのだろうか?
まあ、いい。
店名には支那そばとついているが、当然、昔懐かしい醤油ラーメンを妄想する。
車を飛ばし、到着。
途中、マルハンとかジャパンニューアルファーとか寄り道をしたくなったが、
誘惑に負けなかったぜ!
多少の誘惑には惑わされない私は、強き心をもって「昇」に入店した。
「いらっしゃいませ~」
丁度開店時間だったが、先客は無し。
店内は細長いカウンター席がメインで、小上がりが2卓か?
以前山笠の時に入った事があるが、店内は黒色に統一されていた。
メニューを見ると・・・基本はラーメンと昇ラーメンの2種類。
ラーメンは醤油ラーメンであるが、昇ラーメンは卵餡がかかったもの。
あとはチャーシューが乗るか、乗らないか。
他にライスの選択肢があるだけ。
なんという潔さよ!
己の作る物に相当の自信があるか、私事的都合により少ないかのどちらか。
この場合、己に自信がある!と思った方が店名の意にも沿う。w
よし!初訪問だが、ここで一句!と言ったらチャーシューメン!
私はチャーシューメン大盛り1000円を注文した。
ラーメンが完成するまでの間、水を飲みながらテレビを見る。
勿論、水はセルフだ。
自分で給水機でコップに水を注ぐんだ!
こんな事、書く必要があるのか?と思うが、イインデス!これが私の芸風です!
やがて、ラーメン登場!
記念撮影をし、いただきま~~す!!!!!!
なんと!見た目は大西系?小田原系?ではないか!
どこがどうだ?と言われても困るが、私の脳の中でそう言っているのだからイインデス。
大西系だと言う証は三つ葉だ!三つ葉が証拠だ!
それに麺がピロピロ、パロパロ麺だし、チャーシューが厚い!
スープが醤油の濁った感じだし、これ、どう考えても大西系よ!小田原系よ!
さあ、パソの前のラーメンマニアを納得させたところで、スープを一口。
ズズずず頭図事zz・・・うん、美味い!
豚骨主体ではあるが、それほどぐわ~~んと来るパンチ力は無い。
じつに食べ易い小田原大西系と言う感じ。
分厚い脂膜も無く、醤油ダレのショッパさやダイレクト感は無い。
醤油ダレを長く炊いた香ばしい香りも抑え気味ですね。
う~~む、女性向き?女性にも食べて貰いたい小田原大西系?
支那そばという冠はなるほど!と思う反面、物足りなさも正直ある。
ところで、注文したのは大盛りであるが、ボリューム感に関しては文句無し!
プラス150円の大盛りは麺を2玉使用していると思われます。
とにかく、大き目の丼ぶりに目一杯麺が詰まっています。
既存の小田原大西系でも、大盛りでここまでの盛りのある店はあるのか?
とにかく麺を啜る。
ズルズル・・ズルズル・・・おまえズルイ女だね~~バイバイ・・・w
なかなかコシのある麺です。
中太麺と太麺の間ですかな?
ピロピロとしながらも、捩れと捻じれの強い麺です。
喉越しもなかなか良い気持ちです。
でもこの麺、どこかで食べた様な気がしますね?
次にチャーシューをいただきます。
チャーシューは厚切りですね、ボリュームがあります。
では一口・・・モグモグ・・・やわらく、美味い。
煮豚ですが、味付けは控えめでスープの味わいと同調しています。
次にメンマをいただきます。
メンマは太目のものですね。
食べてみると適度な歯ごたえがあります。
こちらも特に味付けが強調されている物ではありませんが、
業務用のニオイが少々気になるかな?
あ~それにしても本当に大盛りは食べ応えがある!
連食予定だったが、無理かな?
ラーメン3杯連食可能の胃袋が、そう申しております。w
食べ終えるまで少々時間を要しましたが、なんとか完食。
スープの中には柚子などは入っていませんでした。
先述しましたが、とにかくさらりと食べ易い、小田原大西系ラーメンという印象。
私としては今は無き、味の大西吉浜店の味を思い出しました。
個人的な好みで言わせてもらえれば、もっとダシが出ていて、
麺がタレの色に少し、染まる様な押しの強さが欲しいですね。
あとは、この先ワンタンがラインナップされるかどうかですが、
今のままだと、ワンタンの餡が控えめなものが合いそうですね。
あまり、餡がギュウギュウ詰まった物だと、スープの味が変わりそうですから。
どちらにしても、進化に期待したい味です。
私が食べ終えるまで、お客が他に来なかったのが寂しかったけど、
ボリューム満点のらーめんです!大食漢の方、どうでしょうか?
ここで一句
小田原系?
ここは秦野だ
なんちゃって・・・
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