静岡市 白樺荘 やまめ丼、むかごのかき揚げ
井川ダムの更に奥にダムがある。
存在は知ってはいたが、山道をひたすら進むのはかなり、時間を要する。
私は今回、通常日帰りコースのところを、一泊することで奥まで行くことにした。
ダムの名前は「畑薙ダム」。
第一と第二とあるが、第一まで目指すことにした。
だが、ダムだけではなく、食事をするところがある!というのも魅力だ。
私は井川周辺では「じんきち本店」くらいしか思いつかない。
ある意味、食事をする目的もあった。
「あ~、まだ走るのか~~?」
井川ダムあたりから更に20km以上の標識が目に入る。
勿論、畑薙ダムまでの距離である。
高速道路なら20kmはだいたい20分ほどだが、一般道の20kmは1時間はかかるか?
確かに「ここまで来たか!」感は強い。
それにしても、今までこの周辺まで含めると何回来ただろう?
10回以上は来ているはずだ。
前回はトーマス目当てに千頭まで来たし。w
クロネコヤマトにこれほど出会わないのも珍しい?
コンビニもガソリンスタンドもスーパーも殆ど見かけない。
いや、コンビニ無いし。
ゲーセンもカラオケボックスも無い。
あるかもしれないけど、無い。
小中学校もあるようだが、子供も見かけないね~。
よくよく考えると、北海道の根室や稚内の方がひらけているかも?
本当にこの周辺は「へぇえ~~~~~!!」と言う感じ。
へぇ~~吊り橋がある、へぇ~~家がある、へぇ~~川が綺麗!
車の中で「へぇえ~~!へぇえ~~!へえええ!!!」を連発しながら運転をする。
やがて、トンネルが次々に現れ、ようやく白樺荘に到着。
「へぇえ~~!こんな山奥に新しめのこんな建物が!」
綺麗な山小屋というかロッジと言うか保養所というか、山荘が現れた。
白樺荘だが、正確には温泉宿泊施設である。
しかし、日帰り温泉と食事だけの利用も出来る。
温泉はパンフレットには硫黄泉とある。
硫黄泉は私も何度か入ったことがあるが、入浴後、硫黄臭い。
いや、硫黄は臭くはない、硫化水素が臭いのだ!w
草津の湯と同じである。
それと硫黄泉は入浴する人間を選ぶ。
肌が弱い色白の方、乾燥肌の方はやめた方がいいと思う。
色白の方は間違いなく真っ赤かになる。
脂症の方には最適ですね。
ここまで来たら入浴をすればいいのだが、風呂ではなく食事が目的である。
風呂に入ったら歩く気力も無くなるし。
正面玄関から入ると、中も綺麗ですね。
本当に、何でこんな山奥にこんな綺麗な施設があるの?という印象。
これなら若い女性でも抵抗感はないでしょう。
中に入ると、靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。
正面にフロントがあるが、誰もいない。
人の気配はあるが、誰もいない。
「すいませ~~ん!」
私は何も悪いことはしていないが、すいませんと声をかける。
「・・・・・」
反応無し。
この時点で施設内の写真を勝手に撮らせてもらう。
売店コーナーもあり、いろいろ充実している。
日帰り入浴が目的の方は、券売機で入浴券を買う。
大人は確か510円だったかな?
やがて、スタッフのおばさんが現れる。
「食事だけしたいのですが?」
「どうぞ、お客様1名入ります」
食堂の方に声をかけた。
食堂の中も綺麗ですが、セルフサービスになる。
注文を受けつけカウンターでするのだが・・・どれにしようか?
ラーメン、カレーライス、そばうどんなど在り来たりのめにゅーが並ぶ。
その中で目を惹いたのが、鹿刺し定食、ヤマメ丼である。
鹿刺しは何度も食べている気がするので、ヤマメ丼にした。
さらにおつまみ類として、むかごのかき揚げがあったので、それも注文。
ヤマメ丼が1030円、かき揚げが520円になる。
交通の便がかなり、悪いことを考えれば、納得価格かもしれない。
注文後、店内を観察するも本当に小奇麗で、「ここまで来た!」感が薄れる。w
やがて、かき揚げが登場し、丼ぶりも登場、記念撮影をし、いただきま~す!
ところで、食堂には名前がある。
「らいちょう」という。
ライチョウだと黒部立山アルペンルートを思い出す。
まずは丼ぶりだが、蓋を開けると微妙な景色が・・・w
ご飯の上にヤマメの甘露煮が1匹乗っているだけだね。
他にマカロニサラダと味噌汁、漬物、果物が付く。
セットではなく、丼ぶり単体だと「なんじゃこりゃ?」だが、セットに救われる。
かき揚げは玉葱とニンジンのかき揚げにむかごが混ざっている。
こちらは価格的にも納得ができる。
まずはヤマメ丼のご飯を一口、モグモグ・・・ツユダクごはんだね。
思ったよりもツユダクで、思ったよりも味は薄目。
ヤマメは甘露煮と言うほど濃い味ではない。
甘さが最初に来るが、それほどしつこい甘さではない。
ヤマメは骨まで軟らかく煮こまれ、引っかかる食感は一切無い。
このヤマメ、丼ぶりではなく、蕎麦やうどんの方が合うかもしれない。
何となくニシン蕎麦を彷彿とさせるものがある。
まあ、食べたことが思い出にはなるが、記憶に残らない味と言うか、そんな印象。
提供時間などを考えると、当然の事ながら事前に調理済みの物を温めています。
場所がら、いつ客が来るか分からないし、仕方がないでしょう。
ヤマメが食べたきゃ、以前行った見月茶屋をお勧めしますよ。
http://zard.air-nifty.com/blog/2012/01/post-3.html
次にむかごのかき揚げをいただく。
こちらは天つゆでいただく。
サクサク・・・お~~~~~~!!!これ、いいじゃん!!!
このかき揚げ、注文して正解!揚げの技術もなかなかいいので、歯ごたえと
素材の味わいを堪能できる。
むかごのホクホクした食感がいいし、微妙に感じるむかごの野趣な味わいがグッド!
このかき揚げで定食にすればいい、と思うのだが、おつまみなんだよね~。
勿論、飲酒はしていませんよ。
お水で食べています。
ヤマメ丼のマカロニサラダは美味しくいただきました。
味噌汁は思ったよりも具沢山で、満足感が高いです。
やがて完食、すべて残らずいただきました。
ヤマメ丼よりは鹿刺しの方が良かったかな?
カツ丼やカレーライスの方が無難かもしれません。
しかし、むかごのかき揚げは美味しかった!
勿論、皆さんがここで食事をする場合、本能の赴くままに注文してください。
セルフなので、食器の片づけをお忘れなく。w
そして、私は畑薙ダムを目指す。
ここで一句
白樺の
名前の割に
木が少し
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