郡山市 仁亭 仁亭風焼きかつ
郡山に泊まることになった。
2泊することにしたのだが、まずはチェックインの前に昼飯である。
郡山で昼飯と言えば・・・仁亭!!!
いや、福島市まで行き、円盤餃子を食べるのはどうだ?
円盤餃子の人気店を検索したのだが、人気店は軒並み夕方から。w
ほえ?何故に昼間の営業をしないのだ?
餃子=ツマミか?
客単価アップのために、夕方からの営業なのか?
昼間から営業をしている店もあるが、やはり有名店に行きたい!
という理由で円盤餃子は諦める。
結局仁亭だが、店の前に行くと開店は11時半から。
私の到着時刻は11時前。w
ガソリンを補給したり、うろうろしたりで時間を潰すが、店の駐車場で待つことにした。
開店まで15分ほどだが、すでに車は4台ほど止まっている。
駐車場に入れると、接客担当のマスターが駐車場の車を控えに来る。
この店のシステムがどうなのかは知らないが、順番待ちのノートなどは無い。
やがて開店時間になると、店に招かれる。
どこに座ってもいいと言うので、座敷席の一番大きな丸テーブルに座る。
カウンター席もあるのだが、人気店なので相席も仕方がない。
しかし、私は5人は座れそうな席に一人、ポツンと座ったのだが・・・一人だけ?
何とこの店、お客さんには余計な気配りを与えないため、相席はしないのだ!
「うちはこういうシステムですから」
接客担当のマスターはそう答えた。
いやいや、逆に心苦しい心境である。w
しかし、お言葉に甘え、のんびりくつろぎましょう。
まずはメニューが手渡される。
メニューはおなじみの扇子である。
扇かもしれないが・・・w
前回は仁亭風焼きカツを食べたが、違うのを食べてみるか?
ハンバーグ焼きカツが面白そうだが、多分メンチのことじゃない?
う~~ん、どうしようかな~?
結局、前回と同じ「仁亭風焼きカツ1700円」にした。
この店、ご飯のお替り自由なのだが、サラダのお替りも自由。
徹夜で運転をし、滝桜を撮影しまくり、阿武隈洞で探検をし、胃に入れたのが油揚げ2枚。
当然、腹は減りまくり。
遠慮なくお替りをさせていただきましょう。
すると、まずはお絞り、お茶、桜餅が提供される。
何故か料理が提供される前に、桜餅が提供されるのだが、食後でもいいのでは?
そしてお絞りだが、まずは最初のお絞りである。
この店の凄いというか、素晴らしいところは、お絞りが食後にも提供される事。
桜餅を食べ終えたころ、マスターが胡麻入りの小鉢を持ってきて、ゴマを擦れと言う。
私はお言葉だが、私はゴマをするのが苦手である。
人の顔色を伺いながらオベンチャラを言うのは苦手であるし、プライドが許さない。
「ゴマをよ~く擦ってください」
すりゴマの事ね。w
今度は2度目なので、ゴマをスリスリし、香りを引き立たせる。
そして、卓上のソースをそこにどぼどぼと投入する。
すると、まずはサラダが提供される。
このサラダ、トマトなどは無いがかなりのてんこ盛りである。
そしてドレッシングが2種類提供される。
醤油ベースの和風ドレッシングと、フレンチドレッシングである。
醤油ベースは醤油の味が濃く、ショッパイと感じる物。
フレンチは逆にアッサリしており、ミルクがベースなのか?と思われる物である。
2種類をブレンドしてもいいが、空の器を提供されたので、そこに小分けに入れて、
食べる都度にドレッシングをかけ、食べるスタイルにした。
結局、和風は一度だけで、フレンチばかりで食べる事になったが。
やがてメインの焼きカツ登場、記念撮影をし、いただきま~す!
テーブルの上には、サラダ、ドレッシング、ご飯、味噌汁、お漬物、焼きカツが乗る。
一気に卓上はフェスティバル状態になる。
なるほど、これなら相席で詰め込まれたから、客同士が変に遠慮をするかもしれない。
「辛いのは好きですか?」
マスターが唐突に話しかける。
「ええ、好きですが」
嘘を言った。w
するとマスターはマスタードを先ほどのすりゴマソースにぶち込みねりねりする。
「どうぞ」
ああ・・・前回も同じことをされたわ。w
まずはカット済みの焼きカツを一切れつまむ。
すると、中からトロリとチーズが垂れてくる。
仁亭風焼きカツとは、カツの間にチーズを挟んだものである。
それをソースにどっぷりと浸ける。
白飯の上に乗せると、口に放り込む。
モグモグ・・・ウメ~~~~!!!!!
ソースの酸味と辛味、ゴマの香りの中から肉とチーズのコラボの旨みが加わる。
肉は軟らかく、チーズのトロミと相反するような食感は感じない。
パン粉の衣はサックリとした食感で、揚げた物と違い、軽さを感じる。
焼きカツの良さはこのサックリ感と軽さである。
トンカツは好きだが、揚げ物はどうもという女性陣にお勧めしたい食べ物である。
タダシ、カロリー的には揚げた物と大差はないと思うのだが。w
ご飯はややカタメの炊きあがりだと思うが、米が美味い!
米が美味ければご飯がススム!
私はバクバクと食べ進む。
途中、味噌汁を口に含むのだが、この味噌汁、大きなお椀にたっぷりと入っている。
なめこの味噌汁なのだが、風味も良く美味い味噌汁である。
カツを半分ほど食べ終えたところで、ご飯が無くなる。
ご飯の量は少なくはないが、やはり腹が減っている。
ついでにサラダも完食し、サラダのお替りも所望する。
ご飯もサラダも最初と殆ど変わらぬ量で提供された。
ベースのソースは単体だとやや酸味が強いと思う。
この酸味がチーズ入りのカツには相性がいいのかもしれない。
焼きカツは揚げた物と違い、やはり油の加減が少なく感じる。
何よりもサクサク感が大きな魅力だと思う。
そして、肉を味わうために塩で・・・などと言う食べ方はヤメ!
とにかくソースにどっぷり浸けよう!
飯、肉、チーズ、パン粉、ソースなどが一体となり、思わず微笑む。
「お替りどうですか?」
コンシェルジュサービス的なマスターが全ての客に気配りをする。
待たされる客は「まだか?」と思うだろうが。w
やがてすべてを食べ終えると、お茶とお絞りが提供される。
お絞りは冷たいものだった。
お茶はウーロン茶ですね。
「ゆっくりしてくださいね、うちはこういうやり方なんですから」
比較的バクバクと食べていた私に、マスターは声をかける。
いや~、満足!お会計をするとマスターがまたもや声をかける。
「うちはこのやり方ですから、気にしないでくださいね。」
マスター、私の車のナンバープレートを当然、見ているので、遠方よりの客に対し、
気配りをしてくれた。
満足です!
是非とも3回目訪問の機会を作りたいが、開店前に並ばないといけない様だ。w
ここで一句
おもてなし
後ろを見ると
表出ろ!
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