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2016年11月16日 (水)

小田原市 日栄楼 肉ソバ+餃子

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俺はまだ食えると思っていた。

 

食わなければいけないと思っていた。

 

そんな俺の視線の中に日英楼の看板が見えた。

 

ここに初めて来たのはいつだ?まだ俺が20代の頃かもしれない。

 

その時、何を食べたか?まったく覚えていない。

 

ただ、餃子は食べたような気がしたが、完全に思いだせない。

 

俺は何十年過ぎたか分からないが、忘却の彼方に置き忘れた記憶を掘り出そうと思った。

 

店内に入ると、テーブル席があり、小上がり席がある。

 

小上がり席には婆さんが腰掛、店の婆さんと話し込んでいる。

 

それにしても年期の入った店内である。

 

初めて入った時も、古い店だな、と思ったかもしれない。

 

しかし、私見ではあるが、小田原で一番、古い中華料理ではないのか?

 

いや、この場合、現存する小田原最古の中華料理店と言った方がいいか?

 

小田原駅から歩いて3分ほどで到着できる、好立地条件でありながら、

 

多くの人々が足も止めずに店の前を通り過ぎる。

 

それはまるで「風」である。

 

ヒトという風が店の前を通り過ぎる。

 

俺もず~っと、風だった。

 

そんな事を考えながら、メニューを見る。

 

品数も多く、どれを選ぶか迷う。

 

餃子を注文することは決まっていたが、メインをどうするか?

 

すると、肉ソバに興味が沸く。

 

通常なら、チャーシューメンを注文するであろうが、肉と野菜を炒めた餡を麺にのせた

 

それは、個人的には好きなメニューである。

 

だが、世の中肉ソバを食わせる店は、多いようで少ない。

 

肉丼なら多いけどね。

 

俺は肉ソバ750円と餃子400円を注文する。

 

すると、俺の席の後ろにスタッフというか、オバサマが来て、

 

何やらジュージュー焼き始める。

 

俺が座った位置は、入ってすぐ左側のテーブル席である。

 

何と、餃子はそこで焼くらしい。

 

やがて俺の背後から香ばしい匂いと、油の跳ねる音が聞こえる。

 

そして、厨房内ではジイサマが俺の肉ソバを制作中だ。

 

すると、餃子のタレを最初に持ってきた。

 

何というか、醤油の色濃い独特なタレである。

 

見た瞬間、味が濃そうだと思ってしまう。

 

そして、周囲にラー油らしき赤い縁取りが出来ている。

 

すると、餃子が提供される。

 

餃子は棒餃子であった。

 

記憶の底から「あ~これだったよな」と思い起こすものがあるが、定かではない。

 

店に入る前にサンプルを見ているので、分かってはいたが、小さな春巻きだな。

 

では食べてみよう。

 

タレに付けて口に入れる。

 

アフ!アフ!アツイ!揚げ物ですね、皮はパリパリまさしく揚げ餃子か春巻き。

 

香ばしい食感の次は、餡の味わいが広がる。

 

餡はそぼろ肉の様である。

 

挽肉よりも細かい粒子と言うのであろうか、パサついた感じの肉が主体ものである。

 

ジューシー感は少ないが、味付けの妙なのであろうか?美味い。

 

餃子と言うと、野菜多目の餃子を食べてきたが、久々に肉餃子だよね?と思えるもの。

 

そして、やはりタレは濃い。

 

タレのつけ具合で味は変わるが、個人的には濃いね。

 

紫と呼ぶような醤油ではない。

 

まさしく「タレ」だ。













すると、肉ソバが遅れて登場してきた。

 

大体想像通りの肉ソバが出てきた。

 

豚のこま切れ肉と野菜を炒め、とろみをつけている。

 

見た目もう少し、肉が欲しいと思いながらも、世の中のラーメン専門店が、750円で

 

「ラーメン」を販売をしていても珍しくない世の中、これはこれで納得。

 

スープを啜ってみる・・・美味い。

 

スープに関しては良く出汁が出ている。

 

餡の美味さも当然、溶けだしているが、何というかこの道、ん十年の年期を感じる。

 

醤油スープなのだが、醤油の味わいは薄い。

 

次に麺を食べてみる。

 

麺は細麺ストレートではあるが、多少の捩れ、縮れはある。

 

麺を啜ると、割とコシのしっかりした麺だと思う。

 

デンプン質が高く、プリンとした食感かな?

 

だらけた印象が無いのは良いですね。

 

餡に絡めて麺を啜れば、これは立派な一品料理。

 

餡自体の味わいは、ほんのり醤油で味付けしたもので、これも美味い。

 

肉の旨みと野菜の旨みが滲み出て、スープにプラス効果になる。

 

そのためか、何度もレンゲでスープを啜る。

 

餃子と交互に食べるが、やはり、自家製のタレは、肉ソバを食べていても、

 

その味わいが強い。

 

私は酢でタレを薄目、味わう。

 

店には申し訳ないが、この方が自分の好みである。

 

やがて完食。

 

肉ソバは美味いと思う。

 

遥か昔、この味を俺は評価しなかったのか?

 

それくらい美味いと思う。

 

隣の客が煙草をふかし始めたな。

 

禁煙で無いのが残念か。

 

満足のいく味であったが、紫煙が残念である。

 

餃子は揚げ餃子と思って間違いはないでしょう。

 

商標登録をしているらしいが、その独特な餃子は、登録したくなるね。

 

それにしても、今まで通り過ぎたのが残念である。

 

今回訪問のきっかけは、他所様のブログの会話を盗み聞きしたものだ。w

 

風になってとか風になりたいとかあるが、やはり人間、時に立ち止まり、

 

周りを見渡すことも必要だ。

 

 

 

ここで一句

 

    風が吹き

 

       オヤジのカツラ

 

              ずれてるね

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