郡山市 ラーメン亭三番 餃子、ビール、ねぎとんこつラーメン
ぼくはね、郡山で初めてお酒が飲める!と思い、ワクワクしていた。
下調べしておいた店に行ったのだが、まさかの定休日。
事前リサーチと違うじゃねぇか!
まあ、こんなことはよくあることよ。
北海道でも何度かあった。
仕方がないので代替え店を探す。
・・・ねえ~し!
ホテルから1キロ近く歩いたが、居酒屋らしい店は見つからず。
遠くまで行けばあるのだろうが、タクシーを使うのはプライドが許さん。w
徒歩で帰ることのできる範囲で探すと、ラーメン店を見つける。
「ラーメン亭三番」
事前情報何も無し。
行き当たりばったりもいいだろう!入ろう!
中に入ると割と広い店内。
カウンター席とテーブル席、小上がり席とある。
先客は3名、オヤジが一匹とカップル2人。
テーブルが開いていたので、テーブル席に座る。
まずはビールを飲もうと思うが、生ビールは無し。
ツマミは・・・餃子だけ?
麺類は充実している。
豚骨スープが売りの様だが、味のバリエーションやトッピング、セットメニューなどがある。
飯を食うのであれば重宝する店であろうが、酒を飲みたい者には物足りない。
仕方が無いのでビールと餃子を注文する。
ビールにはお通しが付くので、それでグビグビと飲む。
・・・グラスにね、ビールの泡が付くのだが、グラスの洗浄が良く無い証拠だね。
綺麗なグラスなら、泡は付かないよ。
そんな事を頭に思い浮かべながらビールを飲む。
本来なら至福の一杯のはずであるが、とにかく疲れた。
飲まないで寝ればいいのに、意地で飲んでいる様な気がする。
お通しはレタスと胡瓜の和え物?悪くは無い。
結局、餃子が焼ける前にビールを飲み干す。
餃子を持ってきた時点で、ビールを追加する。
ビールは500円で餃子は250円。
餃子は安いね。
肝心の餃子は宇都宮餃子風。
宇都宮餃子風=みんみん風=どこでも味わえる餃子の味。
卓上に七味ニンニクなるものがあるので、それを餃子のタレに投入。
これ、いいかもしれない。
ラー油の代わりに入れてみたが、刺激と香りが楽しめる。
餃子を食べ終え、ビールを飲み干す。
「すいません、ネギトンコツラーメンください!」
このまま帰ろうかと思ったが、焼きカツを食べてから何も食べていない。
それほど待たずにラーメンが提供される。
何というか物足りない感じである。
税込800円のビジュアルなのだが、ネギが少ないね。
木耳が目立つ。
まずはスープを事逗ず・・・ライトな感じの豚骨スープ。
因みに注文時、味の好みや茹で加減などは聞かれなかった。
塩豚骨があるので、この場合薄口醤油をベースにしたタレなのだろうが、
しょっぱいこともなく、いい塩梅。
臭みなども特に感じない。
麺は細麺やや縮れ麺。
これは意外であった。
麺はもっちりした食感とのど越しで、やわらかい印象の麺。
何故にこの麺なのか?と思うが、博多ラーメンとか九州ラーメンなどとは謳っていない。
卓上にはおろしニンニクがある。
私はおろしニンニクを投入し、七味ニンニクも入れる。
味にアクセントが出来たので、このまま食べ進む。
チャーシューはバラ巻きタイプ、まあまあですね。
なんだかんだで麺は完食。
カウンターに座っていたオヤジの背中が、何故か侘しく感じた郡山の夜だった。w
ここで一句
ラーメン屋
酒より麺を
食べる為