北九州市 京寿司 門司店 生ビール、サザエ、穴子その他
あのね、門司港駅、解体修理中だったわ。
まさかだよね。
なんかこんなの多いよね。
12年ぶりに来たのに、修理中だって。
今回、姫路城に寄ろうかと思ったが、修理が完了して無いのでやめたのだが、
予定変更した先が修理中か?
どれだけリサーチ不足か露呈したな。w
それにしても、10時間を超える移動時間、残暑厳しき西日本側。
車内では冷房をほとんど効かせず、汗まみれで運転し、ホテルに到着後、
門司港周辺を撮影する。
さらに汗まみれになり、私が目指したのは回転寿司で全国№1と言われる京寿司。
一応、ホテルの方にホテルから京寿司まで歩いて行けるか確認すると、無理!だと。
電車で行きなさいと言われるが、タクシーにて移動。
2000円オーバーの料金を支払い、到着した先には・・・行列!
ホテルの方も言っていたが、「食べログで1位になって混んでいますよ」と。
時間は8時前、営業時間は10時までだが、腹をくくって待つことに。
しかし、いざ並んでみると何故か法則性が無い。
序列のある並びではない。
すると、店内の順番待ちの紙に名前を書き、あとは適当に待て!と。w
やむを得ない、「デー、1名」と書くと待合席に座る。
待っている顔ぶれを見ると、家族連れが圧倒的に多い。
あとはカップルか?
お一人様はかなり、少ないようだ。
待っている間、いろいろ考える。
ここに来る前に、すでにホテルで入浴は済ませてある。
その時の体重が、いつもよりマイナス2kgだった。
汗と疲労で瓦そばを食べても、2kg落ちていた。
「今夜の一杯は相当効くぜ!」
「デー様!お一人のデー様!」
待つこと45分、やっと名前を呼ばれる。
この時点で時刻は9時に近かった。
中に入ると、カウンター席とテーブル席がある。
当然のことながらカウンター席に座ると、サービスとして、味噌汁や茶碗蒸しが
サービスとして選べるらしいが、疲れと空腹で何を言っているのか分からなかった。w
「生ビール中!」
私は何よりも今、一番体が欲するものを言った。
すると、生ビールが運ばれて来た。
私は両手でそれを掴むと、口に運ぶ。
グビ・・・グビ・・・グビ・・・・
本来であれば、ぷは~~っと叫ぶところであるが、ここはお一人様として、
己の感情を最大限に押し殺し、噛み締めるように至極の一杯を味わう。
それはまるで、「幸せの黄色いハンカチ」の中で、高倉健さんが、出所後に
初めて味わうビールを飲むときの様に・・・
それにしても、苦痛や疲労を極限まで蓄積した後のビールとは、こんなにも美味いのか!
今年はまだ終わっていないが、今年の究極の一杯はこれだろう。
この店に来る前にスシローに行っておいて良かった。w
この店も、タッチパネル方式だった。
私は有名店なので、何を選ぶかよりも店任せの方が良いと思い、おまかせにした。
おまかせ・・・おまかせ・・・無いな?
タッチパネルのどこを探してもお任せが無い。
仕方がないので、スタッフに お・ま・か・せと伝える。
スタッフは首をかしげるが、再び滝川クリステルの様におまかせと言い、合掌した。
だが、よくよく考えると、回転寿司にお任せなど無い。w
好きな物を選んで食べるのが回転寿司なのに・・・w
(かなりな部分が作り話です)
私は帆立の天ぷら、秋刀魚、炙りトロ、サザエを注文する。
まずは帆立の天ぷら握りだが、貝を揚げて不味い訳がない。
ツメを纏わせたそれはそのまま食べた。
シャリの味わいは抑え目で、すべてのネタに対応可能な味わい。
次に秋刀魚だが、今年のサンマは脂が乗っていないと言うが、これはこれで美味い。
炙りトロは、それほど濃厚なトロだとは思わないが、イケると思った。
これには塩がふってあり、隣に酢橘が置いてある。
素材を楽しむために酢橘を絞り、そのまま食べた。
そしてサザエ、このサザエを見たときに、この店が人気店たる理由が分かった気がした。
それは寿司屋として、きっちり仕事をしているからだ。
肝も味わえ、サザエも食べやすい切り方だ。
この時点で、なかなか美味いと思った。
回転寿司であるが、寿司職人の技や拘りを随所に盛り込み、回転寿司であるが、
普通にカウンターで寿司職人を相手に食べているようだ。
私はこの時点で生ビールを追加した。
次に焼きアナゴと和牛ステーキを追加。
穴子は見ての通り、まるまる一本である。
これは軟らかく、ふっくらとしており、これもなかなかいい仕事をしていると思った。
ツメというかタレの味わいも品がよく、甘すぎないそれは好感が持てる。
ステーキは塩胡椒がふってあり、これは酢橘を口に含み、酢橘の香りが残る中に入れる。
これはトロまた違って、濃厚な味わいがいいが、酢橘のおかげで抑えられる。
ここで生ビール追加。
ここでトラフグとサーモンハラスを追加する。
この時点で視線を感じるので、何かと思えば隣の人妻が俺の事を見ている。
これは・・・!
もしかしてだけど♪もしかしてだけど♪俺にハートを握られたんじゃないの~♪
そんなことはないね。w
さっきから写真ばかり撮っている俺が気になっていたみたい。w
それに回転寿司で、隣に家族連れが居て、人妻ナンパ出来るなんて思わないよ。w
ぐは~~~それにしても生ビール4杯目でかなり、酔ってきた。
旅の疲れと発汗に寄る水分不足でアルコールの回りが早い!
この時点でお会計。
合計で5573円でした。
安いか高いか考えると、こんなものかな?という印象。
生ビールを4杯飲んだし、寿司も拘りネタを選んで食べましたので。
個人的に久々に美味い寿司を食べた満足感がありますが、回転寿司としては
間違いなくトップクラスだと思います。
あとはこの店にいつ行くかが重要だと思います。
私はやはり、魚は寒い時期だと思います。
トラフグもどう考えても旬ではないし。
勿論、今の時期に美味い穴子などもありましたけどね。
帰りは勿論、タクシーで帰りました。
この日の夜は、アルコールがあまりにも効きすぎて、眠れなかったです。w
ここで一句
寿司よりも
回りが早い
生ビール