鳴門市 あそこ食堂 肉うどん、冷やしうどん
この店の存在を知ったのは、テレビにて。
テレビ朝日の「日本!食紀行」という番組で知った。
私の様な県外の者にしてみれば、四国というと、うどん、徳島ラーメンが思い浮かび、
あとは金比羅山やお遍路さん、四万十川などなど・・・
そんな中で地元グルメとして、鳴門市の鳴ちゅるうどんを紹介した番組は面白かった。
コシの弱い、細めのうどんは、四国上陸時、食べてみようと思った。
そしてそれは思いのほか早く、やってきた。
私は丸亀のホテルをチェックアウトすると、カーナビに高野山をセットした。
すると、カーナビの到着時間は13時半であった。
時刻は8時を過ぎたところであったが、高野山まではそんなに時間がかかるのか?
私は今回の旅の目的地として、門司港、壇ノ浦、宮島、高野山と決めていた。
しかし、高野山を回ると、ホテルに到着するのがかなり、遅くなりそうだ。
高野山を諦め、淡路島を観光するか?
淡路島の震災跡地を紹介するのもいいかもしれない。
私は予定を変更し、淡路を目指すがどちらにしても、このルートなんだね?w
それにしても、計画が甘かったかな?
昨年、出雲大社に行った時より、1泊多くしているのだが、結構キツイね。w
高速を走り続けるが、淡路島に到着するまで時間がかかる。
私は大鳴門橋を渡り、いったんパーキングエリアで休憩をする。
時刻は10時を少し過ぎていた。
ここで食事をどうするか考える。
あ!オニオンバーガー食べよう!
私は高速を降りると、大鳴門橋記念館に行き、オニオンバーガーを食べる。
オニオンバーガーを食べ終えると、時間を確認する。
時刻は10時半近かった。
私はカーナビにあそこ食堂を入力してみた。
すると、15分もかからず到着するようだ。
勿体無いが、さっき渡った大鳴門橋を戻り、鳴門駅方面に向かう。
まずは食堂の場所を確認すると、鳴門駅に向かう。
駅に駐車場があるのでそこへ止め、歩いて店に向かう。
それにしてもいい天気だ!
今回の旅、週間天気予報を精査し、すべて晴天なのを確認してきたのだが、
天気が良すぎて、暑い!w
毎日、毎日汗を大量にかいて、体力の消耗が激しい。
おかげで夜、飲み食いしても体重が増えない。w
店の前に来たが、まだ開店していない。
仕方がない、近くに川があるので、散策でもするか・・・あち~~~い!
11時開店のはずだが、なかなか暖簾がかからない。
この周辺、住宅地なので、あまりふらふらしていると怪しまれる。w
11時10分頃、ようやく暖簾がかかる。
もうすでに、上半身は汗まみれである。w
店内に入ると、先客が1名、すでに飯を食べ終えようとしている。
・・・いつのまに!w
裏口があり、裏口から近所のタクシーの運ちゃんが食事をしていた。
常連なんでしょうね。
お品書きをみると、手打ちうどんのバリエーションがいくつかある。
一応、すべて鳴ちゅるうどんか確認すると、そうだと。
この店、メニューボードとは別におかずコーナーがある。
焼き魚やお稲荷、様々なお総菜が並べられており、うどん屋というよりも、定食屋ですね。
おかずやご飯を選び、うどんをお椀代わりにする、それが一番いいのでしょうね?
私は肉うどんの大盛りを注文した。
肉うどんは500円だが、大盛りだと800円になる。
つまり、300円増しなのだ。
これは会計時に分かったのだが・・・蕎麦ならわかるが・・・ま、いいか。w
やがてうどん登場、記念撮影をし、いただきま~す!
あ~、前置きの長いブログだね!
うどんを食べるまでにどれだけ文字を入力しなければならないのだ!w
目の前にはスジ肉のような小さな肉片が浮かんだ比較的シンプルなうどん。
目に見えるうどんは何となく稲庭うどんに見えなくもない。
細く縮れた麺がダシの中で絡んでいる。
まずはお出汁をズルズル・・・あは~~~~~美味い~~~~~!!!!!!
昆布出汁ベースのやわらかでふくよかなお出汁。
四国なのだが、関西風ですね、ベースの醤油も一切、尖がった部分が無い。
もう、このダシだけでホッとため息出るわ~、美味い!!!
次にうどんを引き上げる。
讃岐うどんと違い、エッジが立つ部分は一切無い。
見た目は捩りのある稲庭うどんかな~?それしか思いつかないよ。
ではチュルチュルと・・・おほ!美味い!
ダシが美味いせいもあるが、うどんがむにゅむにゅした食感で美味い。
全体的に優しい味わい。
これに肉の旨みがプラスされ、やや濃厚な味わいになるが、優しい味。
実に家庭的で、優しく、穏やかな味です。
なんか癒される味ですね、美味い!
ところで、ボリュームだが、大盛りなのだが物足りない。
先述したように、このうどんは汁物の代わり、おかずやご飯と共に食べるのが正解。
しかし、大盛り300円を知らない私はここで、冷やしうどん600円を追加する。
ぶっかけ風の物を想像していたが、ざるうどんか?
つけ汁はやや味が濃い目、うどんが優しい味なので、どっぷりつけるのはやめる。
冷やしたからといって、特別コシが強くなったとは思わない。
コシは弱いが、ダレた感じなどは一切無い。
和服を纏った、か細い女性の物腰が脳裏に浮かぶ。
そして完食。
まだまだ食べられるが、ここはここまで!
静岡の朝ラーをマネし、温と冷と食べましたが、温かいうどんが絶対的にお勧め!
ダシの美味さが特筆ものです。
食べ終えると、お店の方がバナナを一本くれました。
なんてサービスがいいのだ!
わざわざ立ち寄り、待った甲斐があるというもの。
「お会計お願いします」
「1400円です」
ん?
うどん2杯で1400円?
帰宅後、調べたら確かに大盛りは300円増しだった。
ここで一句
大盛りが
100円増しと
限らない