ひたちなか市 旅館ごとう 海鮮丼
少年の頃に戻ったみたいに
母が呼ぶ声に 目が覚めてみると
まどろむ自分がいた
いつもはみだしていた ぼく
何故、叫びたいのに叫べない 自分がいる
幼い少年様に 頭をなでて欲しい
好きなのに好きと言えない
幼い少年の頃に戻った様に
優しく包んでほしい
(ザードのパクリ)
茨城県と言えば、納豆。
納豆以外のグルメって何よ?
ガキの頃から、婆ちゃんの所には何度も来たが、納豆を食べた記憶が無い。w
手打ちうどんとか蕎麦を食べさせられた記憶がある。
う~~む、本当に記憶が無いぞ!
御飯と味噌汁、漬物、煮物を食べていた様な・・・
茨城県は私にとって、本当の出生地と同様な物。
誰に教わったわけでもない、茨城弁がペラペラである。
しかし、通常は静岡東部と神奈川西部のミックスみたいな喋り方である。
たまに千葉県外房の訛りが出る時もあるっぺ!
何故にこれほど、茨城のグルメに疎いのか?
悩んだ時は海に行け!という訳で、海浜公園から海沿いを走る。
すると、一軒のお店を発見。
ここでいいや!という投げやりな気持ちで、店に入ってみた。(お店の方、ごめんなさい)
店の名前は「旅館ごとう」。
旅館であるが、ランチも提供する店らしい。
中に入ると、雑然とした店内であるが広い。
その広い店内に、先客は3人。
座敷席とテーブル席があるが、先客は座敷席にいた。
私はテーブル席に座ると、メニューを見る。
何にするか?鮟鱇鍋があるが、さすがに4月に鮟鱇はないだろう。
悩んだが、海鮮丼と何か一品にしよう。
私は海鮮丼を注文し、蛤がいくらか尋ねた。
「本日は、貝類がありません」
むむむ・・・ならば海鮮丼だけにしよう!
私は海鮮丼税込み2484円を注文した。
注文が出来るまでの間、店内を見渡す。
結構年期を感じる店内である。
この店のある周辺も、決して賑やかな所とは言えない。
公園から車で10分少々であろうか?静かな場所だと言える。
やがて海鮮丼登場、記念撮影をし、いただきま~す!
画的には地味だが、素材の切り身は厚い。
何か、茨木的な物を!と思ったが、ボタン海老、イカ、鮪、北寄貝、帆立、サーモン、
〆鯖、厚焼き玉子、カンパチ、イクラ、ウニ、それと鰆か?
地味な構成だが、海鮮のボリューム感は感じる。
実際、鮪の赤身を取りだしても、この大きさで厚みか?と思う位ボリュームはある。
個人的に、ウニとイクラはいらないが、とにかく食べましょう。
まずはボタン海老。
これに関しては鮮度抜群!頭の中のミソは勿論、足の部分もチューチューしたくなる。
う~~ん、美味い!!!
他の素材も、味に関しては文句無し。
別皿のイクラを投入し、搔き込むように食べる。
美味しいね!
ウニもイクラも美味いので、丼ぶり全体が濃厚な味になる。
〆鯖は厚切りであるが、しっかり〆られている。
〆鯖のどっぷり浸かった味は個人的に好みである。
ただし、塩加減はほどほどで。
味噌汁は、シジミの味噌汁で、こちらも美味い。
筍の煮物も、旅館的に美味いですね。
やがて完食。
見た目は地味でしたが、内容的には満足!海鮮をたっぷり食べた満足感はあります。
でも、蛤を食べたかったな。
ここで一句
地味だけど
厚さで勝負
切り身かな